グシオン悪魔の特徴と能力から登場する物語まで

ソロモン72柱の序列11番に位置する悪魔グシオンは、未来予言や敵意の和解という独特の能力を持つ存在です。その姿や能力、そして現代作品での描かれ方にはどのような秘密が隠されているのでしょうか?

グシオン悪魔の特徴と能力

グシオンの主な特徴
👑
序列と地位

ソロモン72柱の序列11番、地獄の大公爵として40の軍団を統率

🔮
予知能力

過去・現在・未来の知識を持ち、あらゆる質問に答える力

🤝
和解の力

敵対者の敵意を友好的な感情へと逆転させる独自の能力

グシオンの序列と地位の意味

 

グシオンは『ゴエティア』に記されたソロモン72柱の悪魔の中で、序列11番に位置する地獄の大公爵です。この序列番号は悪魔の階層において比較的上位に属し、40の軍団を率いる指揮官としての権威を示しています。『大奥義書』によれば、グシオンは悪魔アガリアレプトの配下として位置づけられており、地獄の組織構造の中で明確な役割を持つ存在です。大公爵という称号は、単なる力の強さだけでなく、魔術的な知識と外交的な能力を兼ね備えた存在であることを意味します。

 

 

参考)https://things-that-enrich-our-life.site/gusion/

悪魔の序列は単なる数字ではなく、召喚の難易度や得られる恩恵の質を示す重要な指標とされています。グシオンの序列11番という位置は、初心者にとっては挑戦的でありながら、熟練した魔術師にとっては十分に制御可能な範囲内にあるとされ、魔術実践において人気の高い悪魔の一人となっています。また、40という軍団数は、グシオンが動員できる霊的な力の規模を表しており、大規模な魔術作業においても頼りになる存在であることを示しています。

 

 

参考)グシオン/Gusion

グシオンの姿と容貌の謎

グシオンの外見については諸説あり、その姿は文献によって異なる描写がされています。最も一般的な描写は、紫のローブを纏った体格のいい男性の姿です。この紫という色は、古代から王族や高位の聖職者を象徴する色であり、グシオンの高い地位を視覚的に表現していると考えられます。もう一つの描写では、人面の猿(Cenocephali犬頭族の変形とも)として現れるとされています。

 

 

参考)グシオン - Wikipedia

興味深いことに、『ゴエティア』の原典では召喚者の前に現れる時の姿が不明確であると記されており、これは悪魔が召喚者の期待や精神状態に応じて異なる姿を見せる可能性を示唆しています。一部の魔術書では、竜のような地獄の魔獣に乗り、蛇を手にした天使の姿で現れるという記述も存在します。この多様な姿の描写は、グシオンが形を変える能力を持つか、あるいは本質的に多面的な性質を持つ存在であることを物語っています。

 

 

参考)ソロモン王の72柱の悪魔を全てまるごと紹介。

グシオンの予言と知識付与の能力

グシオンの最も顕著な能力は、過去・現在・未来の知識を持ち、召喚者のあらゆる質問に答えることができる点です。この予知能力は単なる未来予測にとどまらず、隠された真実や秘密についての正確な答えを与えることができるとされています。特に、個人的な問題から国家レベルの出来事まで、幅広い範囲の情報にアクセスできる能力は、占い師や助言者を必要とする者たちにとって極めて価値の高いものでした。

 


また、グシオンは知恵の付与を得意とし、召喚者の知的能力を高める力を持つとされています。これは単に情報を提供するだけでなく、召喚者自身の思考力判断力を向上させる効果があるとされており、長期的な成長を求める魔術師にとって理想的な存在です。さらに、グシオンは悪魔たちが隠している秘密についても明かすことができるとされ、魔術の実践において他の悪魔との交渉や制御を行う際に有利な情報を得ることができます。

 

 

参考)公爵 グシオン【Gusion】序列11番の公爵 - ソロモン…

グシオンの和解と友情回復の力

グシオンの最も個性的な能力は、召喚者に敵対するものの敵意を友好的な気持ちに逆転させることができる点です。この能力は単なる感情操作ではなく、人間関係の修復や和解を促進する力として機能します。敵対関係にある人々の間に立ち、相互理解を深めさせることで、争いを平和的に解決へと導くことができるとされています。

 

 

参考)第22回 ソロモンの悪魔11 グシオン - マガマガ博覧会

この和解の力は、中世から近世にかけてのヨーロッパにおいて、家族間の不和、ビジネスパートナー間の対立、さらには国家間の紛争解決のために召喚されることがありました。グシオンは友情の回復にも力を発揮し、失われた信頼関係を再構築する手助けをするとされています。この能力は、他の多くの悪魔が破壊や混乱をもたらす力を持つのに対し、グシオンが建設的で調和的な性質を持つ存在であることを示す重要な特徴です。

 

グシオンと占いの歴史的関連性

グシオンは歴史的に占いや予言の分野で重要な役割を果たしてきました。中世ヨーロッパの魔術師や占星術師たちは、重要な決断を下す前にグシオンを召喚し、未来の展開についての助言を求めることが一般的でした。特に、グシオンの予知能力は政治的な陰謀や戦争の結果を予測するために利用され、権力者たちの秘密の相談相手として機能していたという記録が残されています。

 


『レメゲトン』や『ゴエティア』といった魔術書には、グシオンを召喚する際の具体的な儀式手順が詳細に記されており、これらの文献は現代の悪魔学研究においても重要な資料とされています。グシオンの召喚には特定の日時や月の位置、使用する護符や香の種類など、厳密な条件が要求されました。これらの儀式的要素は、グシオンという存在が単なる神話上の存在ではなく、実際に魔術実践の中で真剣に扱われていたことを示しています。

 

 

参考)ソロモン72柱の悪魔、堕天使の説明チャットノベル:序列第十一…

グシオンが記載される魔術書『レメゲトン』の構成と歴史について詳しく解説されています
『ゴエティア』の成立背景とソロモン72柱の悪魔全体の体系について学べます

グシオンが登場する現代創作物語

グシオンは現代の様々な創作作品に登場し、その独特な能力や魅力が多様な形で表現されています。最も有名な例の一つは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するモビルスーツ「ガンダム・グシオン」です。作中では、ソロモン72柱の悪魔の名を冠した72体のガンダム・フレームの一つとして登場し、序列11番の悪魔グシオンの名にふさわしい重厚な機体として描かれています。

 

 

参考)ガンダム・グシオン - アニヲタWiki(仮) - atwi…

スマートフォンゲーム『メギド72』では、グシオンは召喚可能なキャラクターとして実装されており、味方全体の攻撃力を上昇させる覚醒スキルを持つサポート型のキャラクターとして設計されています。このゲームでは、ソロモン72柱の悪魔全員がキャラクター化されており、それぞれの伝承に基づいた能力やストーリーが付与されています。また、『Fate/Grand Order』においても、魔神柱の一柱としてグシオンが言及されており、ゲーティアを構成する72柱の魔神の一部として物語に関わっています。

 

 

参考)https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3

これらの現代作品におけるグシオンの描写は、伝統的な悪魔学の知識を基盤としながらも、それぞれの作品世界に合わせた独自の解釈が加えられています。特に、グシオンの持つ和解や友情回復の能力は、キャラクターの性格付けやストーリー展開において重要な要素として活用されることが多く、単なる敵対的な悪魔ではなく、複雑な内面を持つ存在として描かれる傾向があります。

 

 

参考)https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3

『メギド72』におけるグシオンの詳細な性能評価と使い道が解説されています

 

 


BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) 機動戦士Gundam GQuuuuuuX HG GQuuuuuuX(読み:ジークアクス) 1/144スケール 色分け済みプラモデル