「凶数」と聞いて怖いと感じた数字が、実は別の占い体系では大吉数だったりします。
「凶数」とは、特定の占術体系において、使用したり関連したりすることで不運をもたらすとされる数字のことです。日本で最もなじみ深い凶数は「4(し→死)」と「9(く→苦)」でしょう。
この2つの数字は日本語の語呂合わせに由来しており、病院の病室番号や駐車場、ホテルの客室番号で「4号室」「9号室」が省かれているケースはよく見られます。マンションの4階・9階を「4F」「9F」と表記するビルも多いですね。
一方で、欧米では「13」が凶数の代表格です。キリスト教の「最後の晩餐」で裏切り者ユダが13番目の席に座っていたとされる伝承が主な由来とされており、ホテルによっては「12F」の次がそのまま「14F」になっているケースも実在します。これは縁起の悪い数字も文化圏ごとに異なるということですね。
姓名判断の世界で特に注意される凶数は「19・22・28・34」などです。これらは「大凶数」として名づけにおいて避けるべきとされることが多く、赤ちゃんの命名において画数を調べる際に頭を悩ませる親御さんも少なくありません。特に28画は「不和運」や「浮沈アウトサイダー運」と呼ばれ、身内のトラブルや不運が続くとされています。
数字そのものではなく「合計数」が問題になる場合もあります。姓名判断では名前の各文字の画数を足した合計値で運勢を見るため、一字一字がどれだけ良い画数でも、足した合計が19や28になれば凶数扱いになるわけです。つまり個別の数字だけ気にしてもOKではありません。
「この数字は凶数だ」と信じて不安になっている方に、ぜひ知ってほしい驚きの事実があります。実は、凶数とされる数字は占い師や流派によって大きく異なり、統一されていません。
姓名判断の研究者による調査では、同じ「17」という数字に対して、ある占い師は「吉数」と評価し、別の占い師は「凶数」と評価するという正反対の結果が出ています。さらに驚くべきことに、同一の占い師が10年の間に別の著書を出版した際、同じ数字への評価を吉から凶(あるいはその逆)に変えていたケースさえ記録されています。
なぜこうした差が生まれるのでしょうか?
姓名判断だけを見ても、「新字体派」「旧字体派」「康熙字典体派」など画数の数え方が流派によって異なります。たとえば「広」という字を5画と数える流派もあれば、旧字体の「廣」に直して15画とする流派もあります。たった1字の数え方の違いで合計画数が変わり、凶数か吉数かの判定が逆転することがあるわけです。
これは「知らないと損する」話です。あなたが「大凶だ」と信じている画数が、別の流派の占いではまったくの「吉数」である可能性は十分にあります。複数の占いサービスで自分の名前を調べると、結果がバラバラだったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
結論は「凶数は絶対ではない」です。どの流派・体系に基づいているかを確認することが大切です。
占い師によって数の吉凶が天と地ほど違う実例データを、姓名判断研究者が複数の占い師の評価を比較してまとめています(流派による凶数の違いを理解する参考として)
テレビ番組「突然ですが占ってもいいですか?」で一躍有名になった琉球風水志シウマさんの「数意学」は、携帯番号の下4桁の合計数をもとに運勢を見る独自の体系です。その中で「凶数字」と定められているのは、合計が「0・2・4・9・10・12・14・19・20・22・26・27・28・30・34・36」になる場合の全16種類です。
つまり0〜36のうち実に16個が凶数であり、約44%が凶数に該当します。意外と多いですね。
特に気をつけたいのは以下の数字です。
ただし、シウマさん本人も「凶数字を使ってしまった際にはその日1日気をつけよう、というくらいの心構えでよい」とコメントしています。凶数だからといって人生のすべてが暗転するわけではなく、サポートナンバーを活用することで凶の影響を弱めることができるとされています。
たとえば携帯番号の下4桁合計が「10」(凶数)だった場合、サポートナンバーの「31」を待ち受け画像に設定したり、暗証番号の合計を31になるように設定することで運気をカバーできる、というのがシウマ式の考え方です。これは使えそうです。
「この数字は凶数だから絶対に使ってはいけない」と固く信じて避け続けているのに、実はその数字が大吉だったとしたら……。占いが好きな方にとって、これはかなりのショックかもしれません。
実際にいくつかの「逆転パターン」が存在します。
まず「7777」について。一般的に7は幸運の数字と認識されている方が多いでしょう。ラスベガスのスロットマシンでも「777」はジャックポットの象徴です。ところが周易(中国の易占い)の体系で研究者が「7777」を調べると、「凶」という意外な結果が出ることが報告されています。4つの7が並ぶだけで凶に転じる、というのは多くの占い好きの常識を覆す話です。
次に風水の「五大吉数(15・24・31・32・52)」について。シウマの体系ではこれらが最強の吉数とされていますが、ある風水研究家によれば「15・24・31・32は実は大凶数(破壊の数)である」という真逆の主張もあります。同じ五大吉数をめぐって正反対の評価が存在するわけです。
また、姓名判断において吉数と評価されるかどうかは、「どの格に入っているか」によっても変わります。同じ15という画数でも、天格・人格・地格・外格・総格のどこに入るかで、吉にも凶にも転じる場合があるのです。
つまり「数字単体で吉凶は決まらない」ということですね。位置・体系・組み合わせの三つが重なって初めて吉凶が決まります。
凶数の画数を持つにもかかわらず出世・成功を収めた有名人の一覧を、姓名判断ラボがまとめています(「凶数=不幸」ではないという視点の参考として)
「凶数とわかっていても今すぐ携帯番号を変えられない」「名前はもう変えられない」という方でも、凶数の影響を和らげる方法はあります。ここでは今日から実践できる具体的なアクションを整理します。
凶数の影響が気になる場面は主に「携帯番号」「暗証番号」「名前の画数」の3つです。それぞれに対処法があります。
まず携帯番号の下4桁合計が凶数だった場合の対策です。シウマの体系では「サポートナンバー」という考え方があり、凶数に対応する吉数を待ち受け画像として設定するのが定番の方法です。たとえば凶数「10」に対するサポートナンバーは「31」、凶数「22」には「15」がそれぞれ対応しています。スマホの待ち受けを変えるだけなので、コスト0・時間も1分以内でできるアクションです。
次に暗証番号です。ATMの暗証番号やスマホのロック解除番号の合計を、吉数(特に五大吉数の15・24・31・32のいずれか)になるよう設定し直すことで、日常的に吉数のエネルギーに触れられるとされています。毎日複数回入力するものだからこそ、積み重ねの効果が大きいとシウマさんは述べています。
名前の画数が凶数だった場合はどうなりますか? これが最も変えにくい悩みです。ただ、SNSのアカウント名やペンネームの画数を吉数に整えることで、日常的に触れる数字のバランスを補うことができるという考え方もあります。また、複数の格のうち吉数が多ければ全体運への影響は限定的、というのが多くの姓名判断師の共通認識です。
すべてを一度に変えようとしなくて大丈夫です。今使っているスマホの待ち受けを確認するところから始めるだけで十分です。
携帯番号占いで下4桁が凶数だった場合の実体験と具体的な開運法を、MONO通知表がわかりやすく紹介しています(凶数への実践的な対処法の参考として)