2021年4月にアメリカ・ニューヨークへ活動拠点を移した渡辺直美は、2023年に全米7都市でのトークライブ、2024年10月にはニューヨークで自身初となる全編英語のスタンダップライブを成功させました。現地では2公演で840人を動員し、即完売となる人気ぶりを見せています。
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この海外での着実なキャリア構築の中で、彼女が選んだのが日本でのコントライブという原点回帰でした。注目すべきは、アメリカで主流のスタンダップコメディではなく、若手の頃から大事にしてきた「コント」という形式を選んだ点です。お笑い芸人としての活動に加え、モデルや俳優業など多方面でグローバルな活躍を続け、2024年の「BBC 100 Women(100人の女性)」にも選ばれるなど、世界からの注目も高まっています。
参考)https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/632199
2025年6月18日から22日までの5日間、東京・IMM THEATERで開催された『渡辺直美コントライブ』は、全6公演・計4200席が即完売という驚異的な人気となりました。会場チケットの先行販売ではキャパシティを大幅に上回る申し込みが殺到し、一般販売でも数分で完売となったため、急遽オンライン配信チケットの販売が決定されました。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003987.000029501.html
配信チケットは4,000円で販売され、公式ファンクラブ「NAOMI CITY」の会員は特別価格3,000円で視聴できる特典も用意されました。この大成功を受け、最終日の6月22日には、2026年2月11日に東京ドームで公演を行うことがサプライズ発表され、ピン芸人として史上初の快挙となりました。会場に集まったファンからは大きな歓声が上がり、渡辺自身も「いつも応援してくださる皆様のおかげです!」とコメントしています。
参考)https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=2391663amp;elem=oricon
渡辺直美コントライブのゲスト情報や配信詳細(PR TIMES公式発表)
今回のコントライブで初めてタッグを組んだ構成作家オークラは、バナナマンのライブをはじめ数々の人気コントライブを手がけてきた実力者です。オークラ自身も元お笑い芸人で、プロダクション人力舎に所属していた経歴を持ち、「シチュエーションコント」の制作に情熱を注いできました。
参考)渡辺直美が13年間大事に温めた“コント愛”、お笑いごと愛する…
渡辺直美は、オークラとのミーティングで「お笑いというジャンルごと愛してる人」という共通点を見出したと語っています。「お笑いを愛している者同士で、お笑いってこうですよねってハマりに行くんじゃなくて、私たちがお笑いを作るという感覚でみんなが楽しめるお笑いエンタメを作れたら」という彼女の言葉からは、単なる既存の型にとらわれない新しいエンタメへの挑戦が見て取れます。オークラも「渡辺直美というエンタメ素材とコントの融合。世間の人からすると最先端でファッショナブルな渡辺直美像があると思うので、それをコントにどう落とし込むか」と語り、見たことのない新しいエンタメを目指しました。
渡辺直美とオークラのインタビュー全文(お笑いナタリー)
渡辺直美のブレークのきっかけとなったビヨンセのモノマネは、実は偶然から生まれたものでした。彼女は小さい頃から自分の部屋で爆音で音楽を聴きながらアーティストのモノマネをしていましたが、人前でやることは恥ずかしいと感じていました。
参考)渡辺直美「まさかテレビに」ブレークのきっかけ、ビヨンセのモノ…
転機となったのは、NSC(吉本の養成所)卒業後のライブオーディションで、特技披露のコーナーがあった時です。特技がなかった彼女は「どうしよう」と考えた末、「ビヨンセの曲をかけてビヨンセが歌っているように見せます」という特技を披露しました。これを見た当時の山田作家が「うわ、何それ」と反応したことがきっかけで、その後「笑っていいとも!」「ピカルの定理」など多数の人気番組にレギュー出演するようになりました。興味深いことに、渡辺本人も「まさか、ビヨンセでテレビ出るとは思ってなかった」と語っており、デビュー当時は「Dreamgirls」という曲を使用していましたが、聴きすぎて若手時代を思い出してしまい「吐き気じゃないですけど…うわ!って」なる拒否反応を覚えるようになったというエピソードも明かしています。
参考)渡辺直美、ビヨンセのある曲に“拒否反応”?「当時の自分を思い…
占い的な視点から見ると、渡辺直美の今回のコントライブ開催タイミングには興味深い意味があります。算命学による分析によれば、渡辺は25歳から44歳まで「大運天冲殺期間」という特殊な時期にあり、2025年はその後半期にあたります。
参考)算命コーチ鞠の人物解説シリーズ⑬~渡辺直美さん~お笑いタレン…
この時期は「自分のやりたいことを多くの人の協力を得ながら、カタチにできる期間」であり、「リーダーシップを発揮して物事を進めていける」特性があるとされています。実際に、構成作家オークラをはじめ、池田一真、ジャングルポケット、スパイク、ネルソンズ、横澤夏子など多数の実力派芸人たちの協力を得て、全新作のコントライブを成功させたことは、この運勢の流れと一致しています。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004142.000029501.html
また、彼女の命式には「天恍星」という「芸能の星」があり、周囲からの注目を集めやすい魅力的な人とされています。五行エネルギーでは南方の火性エネルギーが67と最も高く、「表現・伝達」を表すことから、お笑い、女優、歌手、声優、ファッションなど幅広い分野での自己表現活動が彼女の本質と合致していることがわかります。さらに「生年天冲殺」の影響を受けた鳳閣星を持つことで「ピンチの時に土壇場で逆転できる力」があるとされ、海外での挑戦という困難な状況でも着実に成功を収めている現状と重なります。
占い好きの視点から見ると、渡辺直美のコントライブには「適切なタイミングで行動することの重要性」という大きな学びがあります。13年という長い期間を経て、海外での経験を積み、グローバルな視点を持った上で日本に凱旋したという流れは、焦らずに自分の成長を待つことの価値を示しています。
参考)https://news.livedoor.com/topics/detail/28149434/
また、スタンダップコメディという新しいスタイルを習得しながらも、最終的に「コント」という自分の原点に立ち返った選択は、西洋的な成功の形に迎合せず、自分らしさを貫くことの大切さを教えてくれます。オークラとの「お笑いごと愛している」という共通点での繋がりも、価値観の合う人との協働が大きな成功を生むという人間関係の法則を体現しています。
渡辺の命式が示す「司禄星」は本来コツコツと努力する特性を持ちますが、彼女自身は「掃除が苦手」「浪費家」と語っており、一見矛盾しているように見えます。しかし、これは「今本人に必要な学び」があることを示唆しており、いつか「整理整頓」や「蓄財」などが彼女の成長テーマになる可能性があるとされています。このように、現在の自分の状態と本来の資質のギャップを認識することも、占い的な自己理解の重要なポイントと言えるでしょう。
人生のステージや運勢の流れを意識しながら、適切なタイミングで挑戦し、自分らしさを失わずに成長していく――渡辺直美のコントライブは、そんな生き方のヒントを私たちに与えてくれています。