相性点数が100点でも、実際のカップルの7割以上は1年以内に別れています。
ホロスコープを使った相性診断には、大きく分けて「シナストリー(二重円)」と「合盤(コンポジット)」の2種類があります。この2つはまったく異なる視点で相性を分析するもので、どちらが優れているというわけではありません。
シナストリーは、2人それぞれのホロスコープを重ね合わせて、天体同士がどのようなアスペクト(角度関係)を形成するかを見る手法です。たとえばAさんの太陽とBさんの月が60度(セクスタイル)の角度を形成していれば「調和的な関係」と読みます。この方法では「2人の間にどんなエネルギーが流れているか」を具体的に把握できます。
一方、合盤(コンポジット)は2人の天体の中間点を結んで、まったく新しい「2人の関係そのもの」を表すホロスコープを作成します。これは「この2人が一緒になることで生まれる第三のエネルギー」を見る手法で、恋愛だけでなく仕事のパートナーシップの分析にも活用されています。
点数化は主にシナストリーで行われます。
無料ツールの多くは、このシナストリーのアスペクトに点数を割り振り、合計点で相性を数値化しています。たとえば「コンジャンクション(0度)」には±10点、「トライン(120度)」には+8点といった具合に、アスペクトの種類と関与する天体の組み合わせによって点数が変わります。合計点が高いほど「相性が良い」と表示されますが、この数字にはいくつかの落とし穴があります。
つまり、点数だけを見るのは危険です。
無料ツールが表示する相性点数は、どのように計算されているのでしょうか?
計算の基本は「アスペクトスコアリング」です。シナストリーで形成されたアスペクトひとつひとつに、ポジティブ・ネガティブの点数を与え、それを合算します。一般的な点数の目安は以下の通りです。
| アスペクト | 角度 | 点数の傾向 | 意味 |
|---|---|---|---|
| コンジャンクション | 0度 | 天体によって± | 融合・強調 |
| セクスタイル | 60度 | +4〜6点 | 協調・機会 |
| スクエア | 90度 | −5〜8点 | 緊張・摩擦 |
| トライン | 120度 | +6〜10点 | 調和・流れ |
| オポジション | 180度 | −4〜8点 | 対立・引力 |
重要なのは「どの天体同士のアスペクトか」によって、重み付けが大きく変わる点です。たとえば太陽×月のトラインは点数が非常に高く評価されますが、土星×冥王星のスクエアは大きくマイナスになります。
これが基本です。
また、「オーブ(許容誤差)」という概念も点数に影響します。アスペクトの角度がぴったり一致している場合(オーブ0度)は最大の効力を発揮し、角度がズレるほど影響が弱まります。無料ツールによってはオーブの設定が異なるため、同じ2人でも使うサービスによって点数が10〜20点変わることがあります。
意外ですね。
さらに、スコアリングには「恋愛天体」の重み付けが設定されているツールも多くあります。金星・火星・月・太陽のアスペクトには加算ボーナスが付く設計になっているため、これらの天体が多くアスペクトを形成しているカップルほど高得点が出やすい構造です。
日本語で使いやすく、相性を点数で確認できる無料ツールを3つ紹介します。それぞれ特徴が異なるので、目的に合わせて使い分けると効果的です。
① Astro.com(アストロ・ドットコム)
世界最大級のホロスコープデータベースを持つスイスのサービスです。無料登録でシナストリーチャートとコンポジットチャートの両方を出力できます。英語サイトですが、日本語表示にも一部対応しており、天体の説明も充実しています。アスペクト一覧とオーブも細かく確認できるため、点数の根拠を深く理解したい方に向いています。
参考:世界標準のホロスコープ計算サービス。シナストリーの詳細アスペクト表も確認できます。
② 無料占いCosmicForest(コズミックフォレスト)
日本語で完全対応しており、生年月日・出生時刻・出生地を入力するだけで相性ホロスコープと点数を即時表示してくれます。太陽・月・金星・火星などの主要天体のアスペクトを中心にスコアリングしているため、初心者でも結果が読みやすいのが特徴です。
③ 無料占いネット(cocoloni等の国内サービス)
国内の大手占いポータルサイトでは、生年月日のみで簡易的な相性スコアを算出するツールが多数あります。出生時刻が不明な方で